日本シリーズ2026の行方は?ソフトバンク2連勝、DeNAは2024年再現なるか

日本シリーズ2026を思わせる、夜の野球場とトロフィーのイラスト

日本シリーズ2026は、ソフトバンクが2試合続けて延長戦を制し、DeNAに2連勝しています。日本一まであと2勝です。ただ、DeNAも2年前に「2連敗から4連勝」で日本一になった前例があり、第3戦からの福岡3連戦が最初の山場になります。

「日本シリーズ、どっちが勝ってるの?」「第3戦はいつ、どこで?」「DeNAはまだ逆転できるの?」。月曜の朝、職場でこんな話になりそうな方のために、ここまでの2試合と今後の日程、2年前との違いを、野球にくわしくない人にもわかるようにまとめました。10月26日朝までの報道をもとにしています。

目次

日本シリーズ2026の結果:ソフトバンクが2連勝

今年の日本シリーズはパ・リーグ3連覇のソフトバンクと、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったDeNAの対戦です。先に4勝したほうが日本一になります。2024年と同じ顔合わせで、日本経済新聞も「両チームの対戦は2024年以来」と伝えています。

試合日付・球場結果決め手
第1戦10月24日(土)横浜ソフトバンク 3-1 DeNA(延長11回)庄子雄大選手の勝ち越しタイムリー二塁打
第2戦10月25日(日)横浜ソフトバンク 4-3 DeNA(延長10回)川村友斗選手のバックスクリーン弾

どちらも延長戦で、点差はたった1〜2点です。第1戦は4時間を超える試合になりました。「2連勝」という数字だけ見ると楽勝に見えますが、中身はどちらに転んでもおかしくない接戦が続いています。

第1戦:先に点を取ったのはソフトバンク、でもDeNAが追いついた

0対0のまま進んだ7回に、ソフトバンクが先制しました。無死二、三塁のチャンスで、8番の庄子選手が二ゴロを打ち、その間に三塁ランナーが生還しています。先発の上沢直之投手は7回を6安打無失点で投げきりました。

DeNAは8回、2番の牧秀悟選手がバックスクリーンに直撃する同点ソロを打ち、試合を振り出しに戻します。9回裏にも2死から走者が二盗、三盗と進む場面を作りましたが、あと1本が出ませんでした。決着は延長11回です。1死一、二塁から庄子選手が左翼の頭上を越える二塁打を打ち、続く代打・柳町達選手の犠牲フライも加わって2点を勝ち越し、守護神の杉山一樹投手が締めました。

第2戦:山川穂高選手の場外弾と、プロ2本目の本塁打で決着

第2戦は雨の中の試合でした。3回に正木智也選手の左越えソロでソフトバンクが先制し、4回には庄子選手の2試合連続タイムリーで2点差とします。先発のリバン・モイネロ投手は7回を5安打8奪三振無失点と、危なげない投球でした。

流れが変わったのが8回です。2番手の松本裕樹投手がDeNAの4番・筒香嘉智選手に初球の153キロを打たれ、左翼席への逆転3ランを浴びました。松本投手は前日も牧選手に同点ソロを打たれていて、2日続けての被弾です。DeNAの本拠地は大歓声に包まれました。

それでも9回、1死から代打で出てきた山川穂高選手が、DeNAの抑えレイノルズ投手のカットボールを振り抜き、左翼スタンドの外へ消える同点ソロを打ちます。敗戦まであとアウト2つの場面でした。山川選手はこの本塁打のあと、今季は封印していた「どすこい」ポーズも解禁しています。

そして延長10回、柳田悠岐選手の代走から途中出場していた川村友斗選手が、伊勢大夢投手のチェンジアップをバックスクリーンへ運びました。日本シリーズ初打席での初本塁打は球団初で、報道によれば史上17人目です。川村選手はレギュラーシーズンでは本塁打がなく、これがプロ通算2本目でした。最後は杉山投手が抑えています。

日本シリーズの日程:第3戦はいつ?どこで?

26日(月)は移動日で試合はありません。ここからは舞台が福岡に移り、ソフトバンクの本拠地・みずほPayPayドーム福岡で第3戦から第5戦までが行われます。

試合日付球場開始
第3戦10月27日(火)みずほPayPayドーム福岡18:00
第4戦10月28日(水)みずほPayPayドーム福岡18:00
第5戦10月29日(木)みずほPayPayドーム福岡18:00
第6戦10月31日(土)横浜スタジアム18:30
第7戦11月1日(日)横浜スタジアム18:00

どちらかが先に4勝した時点で、残りの試合は行われません。第3戦のテレビ中継はTBSとNHK BS、ネット配信はU-NEXTと伝えられています。夜6時開始なので、仕事帰りに間に合うかどうかが、翌朝の雑談の入口になりそうです。

日本シリーズとは?野球にくわしくない人向けの基本

日本シリーズは、セ・リーグとパ・リーグそれぞれの代表が戦って、その年のプロ野球日本一を決める7試合制の大会です。先に4勝したほうが優勝で、4勝0敗なら最短で4試合で終わります。

代表になる方法は、レギュラーシーズン(143試合のリーグ戦)の1位がそのまま行くのではありません。上位3チームがクライマックスシリーズ(CS)というトーナメントを戦い、勝ち上がったチームが日本シリーズに出ます。1位のチームには最初から1勝分の有利(アドバンテージ)が与えられますが、3位のチームが勝ち上がることもあります。今年のDeNAがまさにそのケースで、CSファイナルステージで阪神を破りました。

この「3位からの日本一」を、プロ野球ファンは下剋上と呼びます。2024年のDeNAがちょうどそれを成し遂げました。

なぜ話題?DeNAの「2024年再現」は本当にあり得るのか

2年前の日本シリーズとほぼ同じ形

今回が注目されている一番の理由は、2024年とそっくりの展開だからです。2024年のDeNAも今年と同じくセ・リーグ3位からCSを突破しました。相手も同じソフトバンクで、日テレNEWS NNNによれば、DeNAは本拠地で2連敗したあと4連勝しています。日本経済新聞が伝える最終成績は、DeNAの4勝2敗です。

今年はソフトバンクが2連勝という、2年前と同じ入りになりました。DeNAの筒香選手は試合後、「僕たちができることは一戦一戦、目の前の勝ちゲームを作っていくことだけ」と話し、2年前の再現を誓っています。2連敗のあとにチームで話し合ったことも明かしました。

ただし「過去の2連勝スタート」は強い

スポニチによると、過去の日本シリーズで連勝スタートしたのは40チームで、そのうち29チームが日本一になっています。優勝率は73%です。逆に言えば、約4分の1は逆転されているので、「もうソフトバンクで決まり」とも言えない数字です。

ソフトバンクはパ・リーグのCSファイナルステージで日本ハムに3連勝しています。ここにアドバンテージ分の1勝が加わった5勝0敗が、公式な成績です。ポストシーズンに入ってからの試合で負けていません。

専門家は「似ているようで似ていない」

ホークスOBで評論家の池田親興氏は、Yahoo!ニュースに載ったRONSPOの記事で、2年前との違いを「似てるようで似てない。隙のないソフトバンクが有利だ」と話しています。一方で、DeNA側にも材料はあります。筒香選手の逆転3ランはDeNAのシリーズ通算で球団最多タイの3本目の本塁打でした。2試合ともDeNAが最終盤まで食らいついているのは事実です。

関係者・X上の反応

DeNAの公式X(@ydb_yokohama)は、10月18日に日本シリーズ進出を発表し、「最終決戦へ。」と投稿しました。ハッシュタグは「#今全てを勝ち取れ」です。NPB公式X(@npb)も10月17日に今回の対戦カードと第1戦の日程を知らせています。今回は第2戦のあとの公式アカウントの新しい投稿までは確認できなかったので、試合後のコメントは新聞・テレビ各社の報道を使っています。

選手や監督のコメントは、報道を通して次のように伝えられています。

  • ソフトバンクの小久保裕紀監督は山川選手の本塁打について「スタメンで出ていない悔しさもあるでしょうけど、ここっていうところのホームランが彼の魅力」と話しました(パ・リーグ.com)
  • 小久保監督は川村選手の本塁打について、「ベンチの中も、ファンの皆様も『まさか』と思ったホームラン」と笑いました(RONSPO)
  • 山川選手は「カットボールを完璧に捉えることができました。集中して自分のスイングをすることだけを考えました」と話しました(日刊スポーツ)

山川選手は昨年の日本シリーズでMVPに輝いたものの、今季は打撃不振で長いファーム生活も経験したと、日刊スポーツが伝えています。「今年はいろんなことを試しすぎてダメだったシーズン」と本人が振り返った選手が、いちばん大事な場面で打ったことも、ファンの間で話題になる理由のひとつでしょう。

もうひとつの見どころ:「古巣対決」と若い力

今回のシリーズには立場の入れ替わった選手の対決もあります。DeNAの先発に立った尾形崇斗投手は、今季5月のトレードでソフトバンクから移ってきた選手です。同じトレードで移籍した井上朋也選手も、第2戦に「6番・右翼」で先発し、日テレNEWS NNNは第1打席から古巣相手に長打を放ったと伝えています。尾形投手は今季、18試合に登板して7勝3敗、防御率3.29でした。

ソフトバンク側では、第1戦で勝ち越しの二塁打を打った庄子雄大選手が、CSファイナルステージでMVPに輝いた24歳です。第2戦でも2試合連続のタイムリーを打ち、スポニチは「ラッキーボーイ」と呼んでいます。庄子選手は横浜高校の出身で、第1戦の決勝打はDeNAの外野手・度会隆輝選手の頭上を越えました。スポニチによると、度会選手は母校・横浜でチームメートだった同学年です。

ベテランが目立つ一方で、育成出身の川村選手や社会人出身ルーキーの成瀬脩人選手(DeNA)のように、シーズン中は目立たなかった選手が突然ヒーローになるのも、短期決戦のおもしろさです。

私たちの生活・仕事への影響

野球の話題は勝敗にかかわらず翌日の会話に出ます。とくに今回は、27日(火)、28日(水)、29日(木)と平日の夜に3連戦があり、「昨日の試合どうだった?」が毎朝の挨拶になりそうです。

  • 夜6時開始なので、定時で帰れる人は帰宅後にテレビやネット配信で見られる時間帯です
  • 第3戦はTBSとNHK BS、ネット配信はU-NEXTと伝えられているので、観る手段は先に確認しておくと慌てません
  • ソフトバンクが第3戦と第4戦に勝てば、最短で28日(水)に日本一が決まります。DeNAが1つでも勝てば、決着は29日(木)の第5戦以降、31日(土)の第6戦までもつれる可能性もあります

球場近くの飲食店や、優勝セールを行う小売店にとっては、シリーズが長引くほど商機が増えます。ただし、優勝セールの開催は日本一が決まってから各社が発表するもので、現時点で決まった情報はありません。

プロ野球の話題が続くなら、あわせて松井秀喜が巨人の新監督に就任!背番号90の理由と契約・年俸を解説も、雑談のネタ帳としてどうぞ。

雑談で使えるひと言・ネタ3つ

ネタ1:「川村選手、本塁打ゼロの人が初打席で打ったらしいよ」

川村友斗選手は仙台大から育成ドラフト2位で入団した5年目の選手です。レギュラーシーズンでは本塁打がなく、日本シリーズ初打席でプロ通算2本目、シリーズ初打席の本塁打としては報道で史上17人目だそうです。育成出身というのも会話のきっかけになります。

ネタ2:「2年前と同じ展開だって。DeNAの下剋上はまたあるのかな」

2024年に2連敗から4連勝した話を出せば、野球にくわしくない人にも通じやすいです。「3位から日本一」という物語は、仕事で劣勢の人を励ます話にもなります。ただ、連勝スタートのチームの優勝率が73%という数字もあわせて出すと、会話に深みが出ます。

ネタ3:「山川の『どすこい』が帰ってきたね」

今季は封印していたポーズが、同点弾のあとに復活しました。不調だった選手が大事な場面で復活する、というストーリーは、年代を問わず盛り上がります。バットを900グラムに軽くして臨んだことも、日刊スポーツが伝えています。

日本シリーズ2026のよくある質問

Q. ソフトバンクが次に勝つと、日本一はいつ決まる?

第3戦(27日)と第4戦(28日)で連勝すれば、4連勝で日本一が決まります。この場合は28日に優勝です。1つでもDeNAが勝てば、決着は第5戦以降に持ち越されます。

Q. 第7戦まで行く可能性はある?

あります。DeNAが福岡で巻き返して、31日の第6戦、11月1日の第7戦までもつれる展開もあり得ます。第6戦と第7戦の会場は、DeNAの本拠地・横浜スタジアムです。

Q. なぜ2試合続けて延長戦になったの?

はっきりした理由は報じられていません。ただ、どちらの試合も9回を終えて同点という接戦で、終盤は代打や継投を細かく使い合う展開でした。第1戦は延長11回に2点を勝ち越し、第2戦は延長10回の1点が決勝点になっています。

Q. 日本シリーズはどこで見られる?

第3戦はTBSとNHK BSのテレビ中継と、U-NEXTのネット配信が予定されています。第4戦以降は放送局もネット配信サービスも日ごとに違うので、最新の予定はNPBの公式サイトで確かめてください。

日本シリーズ2026のまとめ:2連勝のソフトバンクと、2年前の再現を狙うDeNA

ここまでの2試合はどちらも延長にもつれる接戦で、ソフトバンクが粘り強く勝ちました。過去の日本シリーズで連勝スタートした40チーム中29チームが日本一になっていますが、DeNAは2年前に2連敗から4連勝した実績があります。

27日の第3戦からは、福岡に舞台が移ります。ここで流れがどちらに傾くかが、シリーズの行方を大きく左右しそうです。野球にくわしくない方も「2年前と同じ展開」「育成出身の川村選手」「どすこい復活」の3つを知っておくだけで、月曜の朝の雑談にはついていけるはずです。

参考ソース

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次